「味噌汁は朝の毒消し」や「医者に金を払うよりも、味噌屋に払え」など、昔からのことわざがありますが、近年、疫学の調査によって、味噌汁の摂取によって放射能物質を除去する作用があることが認められています。
実話として広島での原爆による後遺症の調査で、1945年広島と長崎で原爆が投下されたとき、長崎の聖フランシスコ病院で、戦時下の備蓄食料としてわかめと味噌を備えていたため、毎日わかめの味噌汁を飲んでいたところ、原爆症の被害が少なかったとういう報告があります。
この調査結果はヨーロッパでもしられていて、1986年のチェルノブイリの原発事故のときには、西ヨーロッパ諸国では「味噌は放射線障害に効果がある」という説が広まり、日本の味噌会社に注文が殺到したそうです。
また、味噌の効能は放射線物質除去だけではなく他にもすばらしい効能があるんです。
○ 体の代謝活性
(腸粘膜の再生機能や放射性物質の排泄機能促進)
○ 免疫細胞を活性化
○ がんの抑制作用
○ 血圧低下作用
○ 成人病予防
○ みその原料、大豆の成分による脳卒中予防
○ 痴呆症・心臓疾患の予防
近年の研究において、「豆腐、味噌汁などを毎日食べる日本人の胃からがん防止に役立つ化学物質『ゲーステイン』が欧米人に比べ30倍も多く発見された」という結果もありました。
放射線除去には、「味噌」だけでなく、血液をキレイにする「梅干し」や放射線内に含むヨードを取り込まないためにも、自らの体にヨードをたっぷり含ませ防衛することから昆布やわかめなどの「海藻」類も効果があるようです。
味噌の発酵中に大豆はどのように変化しますか?
みそに色の違い、濃淡の差が出るのは、発酵、熟成中に起こる「メイラード反応」が原因です。 メイラード反応とは、原料の大豆などに含まれるアミノ酸が、糖と反応して褐色に変化することです。 製品になってからも熟成が進むので、時間が経つにつれて、みその色は濃くなっていきます。
味噌は、大豆や米などを麹菌により発酵した発酵食品です。
2013年ユネスコが和食を無形文化遺産に登録しました。「日本人の伝統的な食文化」に対する認定です。私はこの名誉にもっとも貢献したのは、麹菌なのではないかと思います。
麹菌が関与する日本独特の調味料はどのくらいあると思いますか?
味噌、醤油、酢、みりん、日本酒、鰹節・・・
なんと、基本の調味料全てに麹菌が関与しているのです。
それ以外にも、塩麹、かんずり、醤油麹、べったら漬け、三五八漬けなど、麹を使った伝統食は全国各地に分布しています。
食べて良し、呑んで良し、おまけに放射能除去もできるし、恐るべし微生物の力、味噌パワー✨ですね😃