高須クリック幹弥先生|5年、10年後は崩れない?老けない?美容整形について

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奈良市美容外科

幹弥先生、毎回とても分かりやすく、しかも深いご解説を配信してくださり本当にありがとうございます。誠実なお人柄が伝わる先生の動画に出会えて学びの幅が広がり、日々助けられております。今後も楽しみに拝見させていただきます😊

  • 「整形=歳をとると必ず崩れる」は誤解。術式・分量・体質・加齢変化の組み合わせで将来の見え方が変わる。適切に行われた手術は、その時点から自然に“一緒に歳をとる”イメージ。過剰・無理な施術や人工物の入れ方次第で不自然さが目立つことはある、という立場です。 
  • 年齢とともに皮膚・脂肪・靭帯がやせ、皮膚が薄く弛む。一方で人工物(インプラントや糸)は形を保つため、相対的に“浮きやすい/角が立ちやすい”ことがある。だから若い時の“やり過ぎ”ほど、将来の違和感が出やすい。 
  • きちんとデザインされていれば“崩れる”より“あなたと一緒に老化する”。ただし二重幅を広げすぎなど過剰デザインは後年の違和感・修正の原因に。修正は可能だが6か月以上空けるなど条件あり。 
  • 組織が薄くなるとエッジが透けやすい。特に鼻の**“高くし過ぎ”は後年の不自然さの典型。豊胸インプラントは生涯デバイスではなく、10〜20年で入替え等の追加手術リスクが上がる(破損・被膜拘縮など)。一部テクスチャータイプではまれなリンパ腫(BIA-ALCL)も議論があり、定期フォローが前提。 
  • 持続は有限。ボトックスは概ね3〜6か月、ヒアルロン酸は部位や製剤で6〜18か月程度が一般的(長期残存を示す報告もある)。メンテ費用と頻度を“サブスク”感覚で見積もるのが現実的。過充填はふくらみ・移動・不自然な輪郭のリスク。 
  • 効果は概ね1〜2年(報告に幅)。皮膚の薄い部位や下顎周りはもちが短め。浅すぎ・深すぎ・左右差はえくぼ様の陥凹や違和感の原因に。 
  • コラーゲン再構築で緩やかに引き締める“育てる系”。繰り返し前提で、手術級のリフト感とは別物と理解して選ぶ。※一般論(機器ごとに特性差)。 
  1. “今だけ良ければ”を避ける設計:将来の皮膚薄化を見越し、大改造より控えめを。 
  2. 可逆性の確保:初回は溶解可能なヒアルロン酸や埋没法など“戻せる選択”を重視。 
  3. 記録を残す:術前後の高品質写真と施術記録は、数年後の評価・修正に不可欠。 
  4. ランニングコスト設計:注入系・糸系は維持費と頻度を事前に試算。 
  5. デバイス・インプラントは定期点検:豊胸は長期で再手術確率上昇。症状がなくても定期チェック。 
  • 5年後:注入や糸は原状回帰〜わずかなベース改善が残る程度。過充填の名残(輪郭の“丸さ”)が気になる人も。 
  • 10年後:インプラントは経年イベント(破損・被膜拘縮など)の監視期。若年期の“やり過ぎ”はエッジの主張として現れやすい。切開系は自然老化の延長だが、当時のデザインの癖が目立つことあり。 
  • 「正しい整形は“崩れる”のではなく、一緒に歳を重ねる」。ただし無理なデザインや人工物の入れ方は、後年の不自然さを招く—という説明。院内コラムでも同旨の見解が明記されています。 

整形は“魔法の固定”ではなく、あなたの顔の構造と一緒に歳をとる。

やり過ぎ・入れ過ぎ・選び過ぎが、5〜10年後の“ロシアンルーレット”を招く。

逆に、控えめ設計+可逆性+定期点検なら、未来の自分とも折り合える。

凡例:リスク=その施術が加齢と一緒に起きやすい見え方の崩れ(過矯正・人工物の浮き・ボリューム消失など)。可逆性=元に戻しやすさ。頻度=維持や再施術の目安。

  1. 控えめ設計+可逆性:初回は溶解できるHAや埋没など“戻せる選択”から。将来の選択肢を残す。  
  2. 人工物は“角が立つ”未来を想定:鼻・顎インプラントは皮膚が薄くなるほど浮きやすい。定期フォロー前提。  
  3. 短期系は回数管理:糸・一部機器は回数を重ねるほど瘢痕化で、将来の手術層に影響し得る。履歴を必ず共有。  
  • ボトックスの持続:3〜6か月の一般的目安(ASPS)。  
  • ヒアルロン酸フィラーの持続:6〜18か月(製剤・部位で差)。  
  • CaHA/PLLAなどの長期性と不可逆性の注意:総説・レビュー。  
  • PMMAの遅発性肉芽腫など合併症報告。  
  • フェイスリフトの持続:概ね約10年(文献と臨床解説)。  
  • 糸リフトの効果持続:〜1–2年(材料別レビュー、臨床研究)。  
  • 脂肪注入の平均定着率:約47%のメタ解析(3〜24か月)。  
  • 鼻の素材別リスク:人工物の感染・露出、自家軟骨のワーピングは低頻度だが留意。  
  • 顎インプラントの骨吸収など長期所見。  
  • バッカルファット除去:加齢で痩せ見えが増幅し得る(JH公式解説)。  
  • HIFU/RFなど機器の効果は1年前後〜18か月が目安(系統レビュー等)。  

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