気温の変化からの体調を崩してしまう寒暖差アレルギーの
可能性もありますのでお気を付けくださいませ🤲
本日は“空腹”について書く前に、”よく噛む”ことの大切さについてから始めたいと思います。
私はトークでよくカミますが😅、よく噛むことには、たくさんの作用があります!
⭕️ 唾液腺からの若返りホルモン(パロチン)の分泌促進
⭕️ 脳の記憶中枢(海馬)領域の血流を促し記憶力アップ、認知予防、ストレス軽減や解消に
⭕️ 消化器の負担が少なく、胃腸のトラブルや病気の予防や改善に
⭕️ 唾液の分泌促進
唾液には炭水化物の消化吸収を促すアミラーゼなどの酵素類や、細菌や発ガン物質を殺菌するラクトペルオキシダーゼ、味覚促進のガスチンなどが含まれているそうです。
唾液中の免疫グロブリンにより、歯肉炎、歯槽膿漏の予防、改善に
日本人の咀嚼回数は、昭和初期と比較し約半分くらいになっているそうです。
生活習慣病が増えている一因でしょうか。
ご飯を食べるときは、ゆっくり味わって食べましょう♪
ダイエットが気になる方は、利き手と逆の手でお箸を持つと右脳or左脳が刺激される効果と満腹中枢が刺激されるのに時間がかかるため、過食が防げます。
利き手じゃない方でお箸は難しいと言う方は、スプーンでカレーライスから始めてみましょう。
咀嚼に時間がかかるため、顎のトレーニングにもなります。顎関節症や顔のたるみ予防にも効果的です。
さて、話しは本題に戻りますが、、
お腹が空くと、「ぐ〜〜っ」となってしまいますよね。
私たちの体の中にある小腸の入り口には、食べ物を待ち構えているセンサーがあります。
食事が流れてこないことで小腸が”モチリン”という消化ホルモンを分泌させます。
”モチリン”は胃を収縮させることによって、まだ胃の中に残っているかもしれない食べ物を小腸に送り込ませようとする働きが、
「ぐ〜〜っ」と鳴る原因です(^^)
”モチリン”で意を絞り出しても食べ物が流れてこなければ、今度は食欲を起こさせる働きをしなければなりません。
空腹に気付いた胃袋から”グレリン”というホルモンが出ます。
”グレリン”は空腹によって刺激された胃粘膜から分泌され食欲を出させてくれるのが働きです。
グレリンの語源は「grow」成長の意味です。
グレリンは脳の視床下部に働いて食欲を出させるのが仕事。
同時に脳の下垂体に働き、成長ホルモンを分泌させます。
” 成長ホルモン ”は別名” 若返りホルモン ”と言います。
つまりお腹が”グ~グ~”なっているとき若返りホルモンによって、どんどんアンチエイジングされているんです!
成長ホルモンは15歳から20歳の間に分泌のピークを迎え、その後は加齢とともに減少していくと言われています。
その分泌量は、40歳で20歳の時の約40%です。
80歳を超えると約5%まで減少してしまいます。
成長ホルモンが出なくなると心臓の機能が低下し、血流が悪くなったり、新陳代謝が悪くなるといった体への悪影響が現れ、肌にも多大なダメージを与えます。
なので成長ホルモンの分泌が低下してしまうと「老化」が始まってしまうということです。
人類の300万年の歴史のうち、9割以上の期間は飢えとの闘いだったそうです。
長い飢餓の歴史です。
そのためでしょうか、人間の体内は、飢えた時の備えは万全なのだそうです。
空腹になると血糖値が下がるので、空腹になると、体内の余分な脂肪は臓器の栄養分となって使われます。
血糖値を上げるためのホルモンが多数存在します。
アドレナリン、ノルアドレナリン、甲状腺のサイロキシン。
膵臓のグルカゴンなどがそれに当たります。
逆に食べ過ぎて血糖値が上がった時に、下げるためのホルモンはインスリンの一つしかありません。
たとえば、飢餓や寒さに備え身体が自然と皮下脂肪を溜め込もうとするのも備えです。
飽食状態は、自然の摂理に逆らった行為になりそうです。
【空腹は最高の若返り術であり、最高の調味料である】
一口目は何でもおいしく感じませんか?
お腹が空いたからと言ってすぐに食べるのではなく、十分にお腹をならせてから食べてみるのはいかがでしょうか(o^^o)
プチ断食やファスティングとなると、なかなか辛い!と思いますが、お金はかかりません!笑
ですので、美容と健康のためなら!と軽い気持ちで是非、意識してみてください♪