漢方医学では、どのような病気も血液の汚れが原因であると考えられています。
たとえば、冷え、食べ過ぎ、運動不足、ストレスなどの原因で血液値にコレステロール、中性脂肪、糖が過剰になったり、尿酸、乳酸、ピルビン酸などの老廃物が増えると、身体はそれらを処理しようとしさまざまな反応を起こします。
このような反応が症状や病気と言われています。
身体は、有害な物質、腐ったものや、毒物(ヒ素など)が胃腸に入ってくると嘔吐したり、下痢をし体外へ出そうとします。
以前にO157という大腸菌による食中毒が多発した時に、後に検証した結果、吐き気や下痢止めを服用して効果があった人が主に亡くなったそうなのです。
嘔吐や下痢の排泄作用という役割を考慮すると、自然な結果だと言えそうです。
生理機能には、吸収は排泄を阻害する、と言うシステムがあります。
食べると、消化吸収するために血液は胃腸に集中し、排泄臓器の大腸、直腸や腎臓、膀胱への血流が悪くなり、排泄の機能が落ちてしまいます。
結果、体内に未消化物、老廃物を溜め込み、血液の汚れ、病気の原因になってしまいます。
逆に食べないと、排泄が促される。。
起床時や、長い時間空腹が続くと吐く息が臭くなったり、舌苔が厚くなったり、尿が濃くなったり、黒っぽい便が出たり体内(血液)の汚れが排泄されます。
少食や空腹の時間を作ることは、大小な排泄がよくなるばかりでなく、血液の汚れを解消することになります。
朝は、出してから食べる“ところてん方式”が正しいかもしれません✨