マグネシウムは300種類以上の酵素の働きを調整し、全身の様々な部分で大きな役割を果たしているが 実は
「血糖値の安定」
にも重要なミネラルである。
糖尿病はひどくなると
・手足が腐る
・失明する
・腎臓が壊れる
などの合併症が怖い病気だが、そうなる原因の1つがマグネシウム不足かもしれない。
マグネシウム不足になると、血糖値の安定に重要な役割を持つ、
インスリンというホルモンがうまく働けず、2型糖尿病のリスクを上げると考えられている。
例えば、海外で行われた50万人以上を対象にした大規模な研究によると、
マグネシウムの摂取量が多い人は2型糖尿病の発症リスクが22%低く更に1日のマグネシウム摂取量が 100mg増えると2型糖尿病のリスクが14%減少した。
また、別の研究で60万人以上を対象にしたものによると、やはり1日のマグネシウムの摂取量を増やすと2型糖尿病のリスクが8〜13%減少する、というものなどがある。
そして実は今、日本人は成人各世代、男女ともマグネシウム不足。
その不足量は、国が定める最低限の基準に対して50mg〜100mg程度。
肥満でないのに糖尿病になる日本人が一定数いる理由の1つがこのマグネシウム不足である可能性がある。
1日100mg。
元々不足している分を補うだけで、糖尿のリスクも下げることができるもかもしれません。
気になる方は、マグネシウム豊富な食品を摂るように心がけてみてください☺️