
湿気は、カビやダニの繁殖を促し、アレルギーや喘息などの健康被害を引き起こす可能性があります。また、体温調節がうまくできなくなり、熱中症のリスクを高めることもあります。
【湿気が健康に与える影響】
カビやダニの繁殖
湿気はカビやダニの繁殖を促し、その胞子や死骸を吸い込むことでアレルギー症状(くしゃみ、鼻水、目のかゆみなど)を引き起こす可能性があります。
喘息の悪化
カビやダニは、喘息患者にとって喘息を悪化させる要因となります。
体温調節の乱れ
湿気が高い環境では、汗が蒸発しにくくなり、体温調節がうまくできなくなります。これにより、体調不良や熱中症のリスクが高まります。
その他
湿気による健康被害としては、関節炎、神経痛、シックハウス症候群などがあります。

【湿気対策】
除湿器やエアコンの活用
湿気が高い場合は、除湿器やエアコンを活用して湿度をコントロールしましょう。
換気
こまめな換気は、湿気を室外に排出する効果があります。
清掃
布団やカーペットなどの清掃は、ダニの発生を抑えるのに役立ちます。
湿度計の活用
湿度計で部屋の湿度をチェックし、適切な湿度を維持しましょう。
ちなみに、「湿度100%」とは?
湿度100%というのは、空気中に含むことのできる最大限の水蒸気が含まれている状態を意味します。
実際の例:
- お風呂の中(浴室):シャワーを出しっぱなしにしておくと、湿度はすぐに100%近くになります。
- 霧やもやの中:空気中の水蒸気が飽和して水滴になると、視界が悪くなります(これも湿度が非常に高い状態)
湿度が高いと体が重く感じるのはなぜですか?
「湿度が高いと気圧は下がるのに、なぜ体が“重く”感じるのか?」
矛盾しているように感じますよね。でも、理由はしっかりあります。
✅ 湿度が高いと体が重く感じるのは「熱・汗・自律神経」が原因
① 汗が蒸発しにくく、体温が下がらない
- 湿度が高いと、空気中の水分が多いため汗が蒸発しにくくなります。
- 汗の蒸発は体温を下げるための大事な仕組み。蒸発しない=体温がこもる=だるさや疲労感が出る。
- 体がオーバーヒート気味になり、結果として「重く感じる」
② 酸素の取り込み効率が下がる
- 湿気が多いと空気中の酸素濃度がわずかに下がり、呼吸が浅くなったり、酸素不足気味に。
- その結果、脳や筋肉に酸素が届きにくくなって、だるい・頭が重い・眠いと感じることがある。
③ 自律神経が乱れる
- 湿度が高くて暑いと、体温調節のために交感神経が常に緊張状態になります。
- これが長引くと、いわゆる「気象病」や「夏バテ」のように、全身がだるく、重く感じるのです。
④ 低気圧の影響とダブルパンチ
- 湿度が高いと同時に「気圧が下がる」ことも多く、これも体調不良の原因になります。
- 低気圧になると、血管が拡張しやすく、頭痛・だるさ・むくみなどの不快感が出やすいです。
💡 まとめ
要因 | 体が重く感じる理由 |
高湿度 | 汗が蒸発しにくい→体温調節がうまくいかない |
酸素濃度低下 | 呼吸が浅くなり、疲労感が出やすい |
自律神経の乱れ | 体のオンオフがうまく切り替わらず、だるさが増す |
低気圧 | 血流や神経系のバランスが乱れる |
【その他】
カビが生える部屋で寝ることは避ける
カビが生えた部屋で寝ると、カビの胞子を吸い込んでしまい、アレルギー症状を引き起こす可能性があります。
子供の健康にも影響
カビやダニは、子供の健康にも影響を与える可能性があります。特に、アレルギー体質の子供は、カビの胞子による症状が出やすい傾向があります。
湿度と体調のバランス
湿度と体調には密接な関係があります。例えば、湿度が低すぎると乾燥により風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
【湿度管理の重要性】
湿度を適正に管理することで、健康被害のリスクを減らし、快適な生活を送ることができます。湿気対策は、健康を守るための重要な要素です。
【気象病】
関節痛が強まる原因の一つは湿度と考えられています。湿度が高い環境では、東洋医学でいう体の中で水分の偏在が起こる「水毒」や、体に湿気が滞る「水滞」の状態になりやすくなるからです。
東洋医学では、湿度の上昇によって生じやすい不調があると考えられています。
もともと体に湿気が滞りやすい『水滞』や『水毒』といった体質の人は、湿度が上昇したときにめまいや倦怠感、むくみ、頭痛、関節痛、胃腸症状などが悪化しやすくなります。
梅雨の時期にさまざまな不調が表れる人は、湿気が体内の水の代謝を停滞させ、リンパの流れなどを悪化させている可能性があります。

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◉ 自分でできるセルフマッサージ🧘♀️
湿度が高くて体が重く感じる時期(梅雨・夏)におすすめのストレッチや美容整体メニューです💞
🌿【目的別】湿度による不調を改善するストレッチ&整体メニュー
✅ ①【全身のだるさ・血行不良】に効くストレッチ
🔹《寝たままできる背中ゆるめストレッチ》
- 仰向けに寝て両手を頭の上に伸ばし、深呼吸
- 息を吐きながら、左右に手足を伸ばして「大の字」
- そのまま30秒キープ × 3回
➡ 自律神経が整い、全身の緊張が緩みやすくなります
✅ ②【むくみ・重だるさ】に効くピラティス要素のある動き
🔹《美脚&骨盤ゆがみリセット運動》
- 仰向けで片足ずつ膝を胸に引き寄せ、骨盤を意識
- 足を交互に動かしながら、呼吸に合わせて10回ずつ
➡ 骨盤周りのリンパを流して、むくみや重さを軽減
✅ ③【頭が重い・目の疲れ】に効く首肩まわりストレッチ
🔹《耳たぶリフト+首横伸ばし》
- 耳たぶを軽くつまんで斜め上に引きながら、反対側に首を倒す
- 左右20秒ずつゆっくり
➡ 頭部の血流UP・眼精疲労や自律神経バランスに◎
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- 骨盤の歪みを整え、代謝の落ちがちな時期にもアプローチ
- 自律神経と内臓の反射を意識した手技も組み合わせて
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当店の梅雨🌧️の湿気対策☀️
① 炭

② 除湿器

温度や湿度の変化は「皮膚・粘膜」が感じる
気圧だけでなく、温度や湿度の変化も気象病の大きな要因で、寒いと痛みが悪化しやすくなります。
温度や湿度を感じるセンサーは主に皮膚や粘膜にあり、脳や脊髄の中枢神経や内臓にも存在します。
これらの部位に存在するセンサーが外界の温度や湿度の変化を敏感に感じ取ることによって、
その刺激が自律神経のバランスを乱し、不調や不調の悪化につながると考えられています。

まだ梅雨入り前の5月なのに、天候は不順で暖かくなってきたと思ったら肌寒く、ジメジメした日が続いていますね🌧️
この時期は、髪はうねるし、ほんと嫌です😭
お客様もむくみや体調不良などを悩まれている方が増えてきます😢
梅雨の時期は、温度や湿度、気圧の変化が急激におこるので自律神経がついていけず乱れて、頭痛やめまい、肩こり、倦怠感など色々な体の不調を引き起こします。
なんとなく、気分が沈みがちになったり、イライラするのもホルモンバランスの乱れから、起こってきます。
そして、むくみ。。
湿度が高くなると体内の水分が蒸発しにくく、うまく汗がかけなくなってしまうので、体に余分な水分や老廃物がたまり、体がむくみやすくなってしまうのです。
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よもぎ蒸し=冬だと思われがちですが、意外におすすめなのが梅雨時期です。
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🔸 デトックス効果
🔸 冷えやむくみの改善
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急激な温・湿度の変化によって自律神経が乱れ、
心身に症状が現れることも。
そんな時よもぎ蒸しは、
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ぜひ、温まりにどうぞ♨️

