先人の知恵と工夫が詰まった梅干しは、昔から一日一粒の梅干しで医者いらずとも言われているほどです。
梅干し特有の酸味は、主に梅に含まれるクエン酸によるものです。胃酸の分泌を助けてくれたり、体内のpHをアルカリ性に傾けてくれたり、鉄の吸収を助けてくれる優秀な食材です。
⚫︎ 食中毒菌の増殖を抑制
梅干しのクエン酸には、静菌作用があり、食中毒の原因となる菌が増えるのを抑えてくれます。
⚫︎ 疲労回復
梅干しのクエン酸には、疲れを取る疲労回復効果も期待できます。
昔から、「風邪にはクエン酸!」ともよく言われますが、クエン酸には、疲労の原因である乳酸の蓄積を抑えるだけでなく、疲れの元となる疲労物質を外に排出する働きがあります。
さらにクエン酸には、人間が活動するために必要なエネルギーを生産する働きもあります。クエン酸を有効に摂取することで身体が元気に活動的になります。
⚫︎ 免疫力アップ
梅干しのクエン酸には、風邪や様々な病気にかかりにくくする免疫力アップの効果が期待できます。
梅干しのクエン酸には、身体の不調をもたらす酸性をアルカリ性に傾け中和する作用があり、血流やリンパ液を良くし血液をサラサラにするため体調が整います。その効果から「美容」の観点からも、クエン酸は注目されている成分です。
冬に流行るインフルエンザなどのウィルス対策にも梅干しは効果的です。
⚫︎ 食欲増進
梅干しを食べると酸っぱさからたくさんの唾液が出ます。
唾液だけでなく、身体の中では胃液などの消化液が活発に分泌されそれに伴い食欲が増します。
消化液の分泌が活発になるため、より食べた物の栄養素が効果的に身体に吸収されます。
もしも選ぶなら自然塩で作られてる梅を選んでみてください。梅干しだけでなくミネラルも補給できるので非常にオススメです。