《更年期を乗り越える リンパ&ピラティス整体シリーズ》
🔗 第1回:ホットフラッシュと体温調節の乱れ
🔗 第2回:ホルモンと美容の関係
🔗 第3回:骨盤ケアで整えるホルモンバランス
🌸 第4回:睡眠トラブルと“眠れる体”のつくり方
🔗 第5回:便秘・むくみ・冷え…巡りの滞りを整える方法
更年期と睡眠トラブル『眠れる体』を整えるリンパとピラティス整体の力
「疲れているのに眠れない…」更年期女性に多い悩み
更年期に入ると、次のような睡眠トラブルが急に増えることがあります:
- なかなか寝つけない(入眠困難)
- 夜中に目が覚める(中途覚醒)
- 眠っているのに熟睡感がない
これらは、単なるストレスではなく、女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少と、自律神経の乱れによるものです。
エストロゲンと睡眠ホルモンの関係
エストロゲンには、脳内のセロトニン・メラトニンの生成を助ける働きがあります。
そのため、エストロゲンが減少すると…
- 心が不安定に
- 眠りが浅くなりやすい
- 睡眠リズムが乱れやすい
ホルモンの変化に伴う自律神経の緊張(交感神経の過剰)も、不眠の原因になります。
リンパ療法で「副交感神経」をやさしくONに
眠りやすい体=リラックスできる体。
そのカギを握るのが副交感神経と体液循環です。
当院のリンパ療法では、特に以下のエリアをやさしくアプローチ:
- 鎖骨下リンパ節:胸郭と自律神経の交差点
- 耳下腺・側頭部:副交感神経のスイッチ
- 横隔膜・腹部:深呼吸と内臓の動きを高める
このようなケアで神経と血流・リンパの巡りを整えることで、自然と眠れる体質へと導きます。
ピラティス整体で「深い呼吸」と「緊張解除」
ピラティスの呼吸法(胸式呼吸+腹部の引き込み)には、
- 自律神経を整える
- 横隔膜を動かして内臓をマッサージ
- 交感神経→副交感神経への切り替えを促す
さらに、肩甲骨・骨盤・背骨をしなやかに整える動きは、脳と神経のクールダウンに役立ちます。
眠る前の簡単なピラティスストレッチ(キャットストレッチやロールダウンなど)でも、深いリラックスと睡眠導入が促されます。
整体からの睡眠改善アプローチ
更年期における睡眠改善は、「薬に頼らない」選択肢も大切です。
整体的アプローチでは、
- 骨格の調整(特に首・背骨・骨盤)
- 血流とリンパの循環改善
- 呼吸の質向上
を通じて、睡眠リズムを整え、“眠れる体”の基盤づくりをしていきます。
眠りは《心と体の巡り》で決まる
眠れないことは、ただの不快感ではなく、心と体の「バランスのサイン」。
さくら整体院では、リンパの流れと骨格の安定、そして呼吸の深さを通じて、
更年期の女性が「自然に眠れる」体づくりをサポートしています🌙
🌸 次回へ 🔗 第5回:便秘・むくみ・冷え…巡りの滞りを整える方法
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