「何もしない」スキンケアで素肌美人になる!

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☆高価な化粧品でも皮膚の保湿成分の1%の効果もない!!

皮膚のメカニズムは奇跡としか言えないほど素晴らしい。皮膚本来の力を信じれば、余計な化粧品を使わなくても健康的な素肌が保てます。
皮膚は体の表面をカバーして水分の蒸発を防ぎ、外部からの化学物質や異物の侵入も防ぐ強力なバリアとして重要な役割をしています。この役割を果たすために皮膚の細胞は自ら保湿成分『自家保湿因子*』を作り出しています。

『自家保湿因子』は世界中の化粧品会社が莫大なお金をつぎ込んで開発しても、その保湿力に勝るものはできません。化粧品の保湿力は、『自家保湿因子』の1%の効果も発揮できないのです。

皮膚の優れたメカニズムと、化粧品が皮膚に及ぼす害を知ることで、健康的な“素肌”美人になることができます。

*『自家保湿因子』(または天然保湿因子)は 一般的な言葉といえませんが、私は水溶性の天然保湿因子、脂溶性の細胞間脂質、それに皮脂の3つをまとめて『自家保湿因子』と呼んでいます。

 

★皮膚の優れたメカニズムを知ろう!!

皮膚は人体で最大の臓器です。表面を覆っているとても薄い「表皮」と、その下にある厚くて丈夫な「真皮」の二つの層からできています。

表皮の厚さはラップ一枚ほどの厚さですが、真皮は表皮の10倍ほどの厚みがあります。 

☆表皮の新陳代謝で『自家保湿成分』が作られる!

私たちの皮膚が作り出す『自家保湿因子』は「表皮」で作り出しています。

「表皮細胞」がどのように生まれ、一生を終えるのかを示しているのです。

表皮の最下部には「基底細胞層」があり、「母細胞」と呼ばれる基底細胞が並んでいます。そこでは常に細胞分裂が行われ、新しい表皮(角化)細胞が次々と生まれています。

表皮(角化)細胞は生まれて14日ほどで角層のすぐ下までたどり着き、そこで死を迎えます。そのあと「角質細胞」となって保湿バリアとして大活躍します。

この角質細胞も下からやってくる新しい(角質)細胞によって、徐々に押し上げられて14日前後で皮膚の最上部に到達します。この14日間にバリア機能を担う成熟した『自家保湿因子』が作られます。

そして、皮膚の表面で3日〜4日間、乾燥や外界の刺激から肌を守る役目を果たしたあと、垢となってはがれ落ちます。垢がはがれ落ちるシグナルは基底細胞層に伝わって、新しい表皮(角化)細胞が生まれます。

このように表皮細胞は1個の細胞が死ぬと、1個の細胞が生まれるのを約1ヵ月かかって繰り返しているのです。

☆理想の素肌は「しっとり」ではなく「さらさら」です
正常な皮膚は、表面の「角質細胞」が空気に触れて乾燥すると、火であぶられたスルメがカールしてめくれあがるように自然に垢としてはがれ落ちていきます。

しかし、化粧水やクリームなどをつけて肌の表面をベタベタにしていると、角質細胞は乾燥せず、カールもできないのではがれにくくなりなります。つまり新しい細胞が生まれにくくなるのです。

10代の化粧をしていない女性の肌をみると、しっとりしている感じではなく、乾燥気味でさらさらしているはずです。それは角質細胞がはがれやすいからです。理想の素肌は「しっとり」ではなく「さらさら」なのです。

 

★ なぜ「化粧品」は肌をダメにするのか?! 

肌をダメにする5つの害があります!

  • 水の害・・・肌のバリアを確実に壊す                     手や顔に水がつくとすぐに拭き取るのはなぜでしょう。それは肌についた水は肌のバリアを確実に壊すからで、そのことを本能的に知っているからです。

化粧水の9割は水で残りが防腐剤や香りの成分。保湿化粧水はヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分を配合してとろみをつけることで、水の蒸発を少しでも遅らせようとします。水分が長く肌に留まり、角質層が大量の水分を吸収します。最後は蒸発して角質細胞の変形をもたらし、バリアが破壊されます。さらにヒアルロン酸やコラーゲンの残った粉体がますます皮膚を乾燥させます。

 界面活性剤と油の害・・・酸化物に変わり炎症起こす

「保湿クリーム」は油と水を混ぜて作ります。本来なら水と油は混ざりませんが、界面活性剤を加えることでこの二つは混ざり合いクリームが出来上がります。しかし肌を保湿する力はほとんどありません。それどころか保湿バリアを破壊するので肌を乾燥させ、その油成分が毛穴から浸透し、酸化して有害な酸化物に変わります。それを肌は異物とみなし、排除する反応を起こします。これが炎症です。

「純粋なオイル」の椿油、馬油、オリーブ油などは、どれもオレイン酸、パルミチン酸、リノール酸などの複合油です。クリームよりはバリアの破壊は少ないですが、細胞間脂質に溶け込んで不純物として蓄積していくので、長期間使うほど乾燥が重症化します。患者さんの中には、馬油やオリーブ油の愛好者はいますが、とくに肌が良い方はいません。皆さん炎症を起こしています。

 「日焼け止め」で紫外線吸収剤の入っているものは、吸収剤が刺激のある有害な成分に変化して炎症を起こしたりします。また日焼け止めをつける時や落とす時にこすっていると、刺激で炎症を起こしメラニンの増加によってシミを作り、肌をくすませます。必要な場合には(肌のバリアを破壊する)クリームとローション基剤よりも、ワセリンベースの日焼け止めを選ぶのが理想的です。

日本人の場合20分ほど陽に当たる程度なら、日焼け止めをつけない方が肌には良いのです。

「ファンデーション」のリキッドタイプとクリームは、界面活性剤を使って油分と水分を混ぜて作ります。これらをカットしているパウダリーファンデーションかフィニッシュパウダーを最小限つける方がいいでしょう。

 

  • 防腐剤の害・・・肌を守っている常在菌を殺す

皮膚の表面を弱酸性に保って雑菌などから守っているのが、皮膚に住み着いてる常在菌です。顔の常在菌の数を調べると、私の小鼻の横辺りは1mm2あたり約60万個の常在菌がいましたが、化粧をしている女性たちは500個〜3万個と驚くべき少なさでした。基礎化粧品をやめると、常在菌は増えるので、明らかに化粧品の防腐剤の影響だと考えられます。

・こする害・・・肌を確実に痛める

こする行為は皮膚を確実に痛めます。私たちが持っている『自家保湿因子』は、はがれ落ちて再生するまでに健康な肌でも3日〜4日かかります。多くの女性はクレンジング、洗顔、タオルでこする、化粧水や乳液、クリームをすりこむことを毎日繰り返しているので、皮膚は干からびて回復には長い日数を要します。

また、こする刺激は、毛穴などを損傷し炎症を起こし、表皮の中のメラノサイトという色素細胞を活性化させ、メラニンを増やして皮膚を確実にくすませシミをつくる原因にもなります。

  • 洗いすぎる害・・・クレンジングはバリア機能を低下させる
  • 化粧水以上に肌に悪いのはクレンジングです。主成分は界面活性剤で、落としにくい油性のファンデーションをひと拭きで落とす効果があり、肌の『自家保湿因子』もひと拭きで根こそぎこすり落とします。さらにクレンジング後は石けんでクレンジングを落とすのでW洗顔になるわけです。

毎日顔を洗うたびに肌の『自家保湿因子』の中に溶け込んで、バリア機能を著しく低下させています。

「何もしない」段階的チャレンジの仕方

“宇津木流スキンケア法”は、皮膚の構造と生理を温存する美容法です。しかし、多くの女性はスキンケアをやめたら、肌がボロボロになると不安そうな反応をします。不安が拭えない人は肌の様子を見ながら、段階的にチャレンジしてください。

 1)口紅やアイシャドウのポイントメイクは許容範囲です

“宇津木流スキンケア法”は肌に悪い成分を浸透させません。だからクレンジングや化粧水、美容液、クリームなどの基礎化粧品やファンデーションは使いません。ただし、口紅やアイシャドウといったポイントメイクは許容範囲です。

また、「何もしない」を始めてしばらくの間は、素肌に自信が持てないかもしれません。その間だけ、パウダリーファンデーションを使っても構いません。ただしファンデーションを落とす時に、クレンジングは使わないで水洗顔か純石けんによる軽い泡洗顔だけにします。

もう一つはワセリンです。基礎化粧品をやめたばかりの時期や、空気が乾く冬などには、肌がひどく乾燥して粉をふいたり、チクチクしたり、痛みやかゆみを感じたりするかもしれません。そんな時には、皮膚の「毛羽立ち」や強い乾燥感を和らげるために白色のワセリンを極微量使います。

☆基本の洗顔方法① 水洗顔

理想は水で洗うこと。水洗いをお勧めします。特にトラブル肌の人は、水洗いが必須です。どうしてもぬるくしたい場合でも、ぬるま湯ではなく、「ぬるま水」で洗うことが大変重要です。冷たく感じるくらいのぬるさだと、温度は30度以下ですが、温かく感じるぬるさでは30度以上になります。30度以下でないと乾燥は治りません。

洗顔方法は・・・うぶ毛や豆腐、プリンを撫でるようにそっと洗顔します。

優しく、しかし、手のひらや指の腹でちゃんと擦って洗ってください。

※本に記載されている押し洗いは、難しくて、正確にできないため、これを続けるとトラブルが多いです。

・もう少し洗いたい時は・・・やはり指の腹と手のひらを使い、皮膚が大きくス

ライディング移動しない程度の強さで洗います。時には、毛穴を傷めない程度に、ある程度強目に擦って洗ってもいいですが、消しゴムのカスのように垢をこすり落とすのはやり過ぎです。

ポイント☞ 洗顔は、洗いすぎても、洗いが不足してもトラブルの原因になります。水をかけるだけのような洗顔では洗顔不足になりがちですから気をつけてください。

〈注意点〉

・バシャバシャと水を強くあてるのはダメ。

・シャワーを使うときは水温と水圧に注意。

ポイント☞ 強い刺激を与えなければ、自分がやりやすい方法で OKです。

 

☆「粉ふき」にはワセリンを使う

何回か出てきているワセリンは、石油を蒸留した残渣(ざんさ)から得られた油をさらに精製したもの酸化するまでに数年かかります。皮膚を刺激することなく、しかも皮膚の中に浸透しにくいので、肌にとってとてもやさしい素材といえます。

かゆみやチクチクと感じるのは肌が乾燥しすぎて、目に見えない細かいひび割れで傷だらけになり、軽い炎症を起こしているためです。ごく少量のワセリンでも外部の刺激から守ることができ、傷が治りやすくなります。また、ベースメイクの場面で、下地がわりに少量のワセリンをつけるのもよいでしょう。

それ以外の症状のない場所には、むしろつけない方が肌を荒らさずに済みます。

ポイント☞ 純度の高い白色ワセリンを使います。

ワセリンは綿棒の先にゴマ粒ほどの量で、両手のひらでよくのばしてから必要な部分にのみ手のひらを押し付けながらつけます。

 

基本の拭き方柔らかいタオルで押さえて拭く

洗顔後はすぐにタオルで水をよく拭き取ってください。肌をこするのは絶対に NGです。タオルに水分を吸わせるのがポイントです。タオルを肌にあててそのままそっと押し付ける。この時タオルには水分をきちっと吸い込む時間が必要です。3秒〜5秒は静かに押し続けましょう。

 

  • 肌は「ふっくら」と成果は必ず現れる!!

“宇津木流スキンケア法”をきちんと守って、水洗顔のみのケアにしていれば確実に成果が現れ、肌は健康に(美しく)蘇ります。

“宇津木流スキンケア法”で肌の調子が悪くなったり、良くならないのは、

必ず何か原因があります。それを解明する必要があります。

化粧品をつけないと肌のトラブルが起こる状況こそが、異常で病的な状況であることを理解してください。「私には合わないスキンケア方法だ」と諦める人が多いのですが、化粧品とは、正常な肌をさらに良くするためのもので、薬ではありません。使い続けないと、正常な状態を維持できない依存症の状態は、大変な事態が皮膚に起こっている証拠です。

例えば、何かのアレルギーがある場合。毛染め、シャンプー、リンス、整髪料、合成洗剤での洗顔など原因は色々です。

しかし、何といってもトラブルの原因で一番多いのは毛染めです。

毛染めは1家に一人でも毛染めをしている人がいると、全員がその影響を受けますので、気をつけてください。

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