リンゴ酢は、リンゴのジュースを発酵させた酢です。
熟成したワインと同じように、酸性が強く、強い香りがします。
ビタミンCの濃度が高く、食物繊維や酸が、免疫力を高める効果があると言われています。
強い抗酸化力を持つポリフェノールや、リンゴペクチンという食物繊維が含まれていて、腸の働きを良くし、便通を整える整腸効果もあります。
ビタミンCや善玉菌の豊富なリンゴ酢は、古くから民間治療の薬として使われてきました。
「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」ということわざがあります。
リンゴ酢の栄養素を紹介
リンゴ酢(大さじ1)の栄養価を表にまとめてみました。
表の通り、低カロリーなのでダイエット中でも抵抗感なく取り入れることができそうです。
リンゴ酢とほかの酢の違いとは?
リンゴ酢、米酢、穀物酢の3種類の酢、それぞれ大さじ1杯あたりの栄養価をまとめました。
表の通り、リンゴ酢はほかの酢よりもカリウムが4倍以上豊富に含まれてることが分かります。カロリー・糖質ともに米酢よりも低く、同じカロリー・糖質の穀物酢の9倍ものカリウムを含んでいます。
飲む際にも、リンゴ酢はまろやかな口当たりで酸味が少なく、飲みやすい特徴があります。
【りんご酢の効果と効能】
りんご酢には、次のような様々な効果を期待することができます。
・血圧を下げる効果
リンゴ酢は体内の塩分を排出する作用のあるカリウムを含みます。また、風味や酸味があるため、料理の味にアクセントをつけます。その結果、塩味を少なくしても美味しく食べる事が可能で、減塩対策にもなります。
・便秘予防で美肌効果やダイエット効果も!
酢は胃酸の分泌を促すとともに腸を刺激するので、腸の動きが活発になり便通の改善につながります。
便秘は、お肌のトラブルやダイエットに悪影響を及ぼします。お腹の中にたまった便からは有害物質が発生し、血液中に溶け込んで肌荒れや代謝低下の原因となる場合があります。そのため、便通を改善し便秘の予防をすることは、代謝低下を防ぎダイエット効果にも期待できるのです。
・むくみ予防
むくみとは、体内の水分バランスが崩れて細胞間に水分がたまっている状態を指します。むくみの原因の1つには塩分の摂りすぎが挙げられますが、リンゴ酢に含まれるカリウムには体内の塩分を排出する効果があります。そのため、リンゴ酢にはむくみ予防の効果が期待できます。