この記事では、日々お客さまからご相談の多い眼精疲労や頭痛、肩こりについて、フェイシャルエステ・リンパマッサージの視点から、できるだけ分かりやすくお話ししたいと思います。
同じ症状でも、実は「顔や首の巡り」という角度から見てみると、少し違った気づきが生まれることがあるのです。
なお、眼精疲労や頭痛は姿勢や頭の位置とも深く関係しています。
骨格や小顔矯正の視点からの解説は、別の記事で丁寧にご紹介していますので、ご興味のある方はぜひそちらもご覧ください。
▶ 小顔矯正・リンパマッサージから見る｜眼精疲労と姿勢の関係
眼精疲労の原因は「目」だけではなく、顔と首の巡りの問題もあります👀
「目が重い」「しょぼしょぼする」「夕方になると視界がぼんやりする」。
さらに頭痛や肩こりまで重なってくると、とてもつらいですよね。
こうしたお悩みは「目の使いすぎ」が原因と思われがちですが、フェイシャルエステやリンパマッサージの現場では、顔・首・デコルテの巡りが滞っているケースがとても多く見られます。
目の周囲（眼窩まわり）は、血管や神経、筋肉が集中している繊細なエリア。
その分、老廃物や余分な水分も溜まりやすく、巡りが悪くなると不調として表れやすい場所でもあります。
眼精疲労は、目そのものだけでなく、巡りの「出口」が詰まっているサインとして捉えてみると、ケアの方向性がぐっと見えやすくなります。
目を酷使すると、顔の「排出力」が落ちてしまいます
目を使い続けていると、目の周りだけでなく、こめかみ、眉まわり、頬骨の上、そして顎のあたりまで、知らず知らずのうちに力が入ってしまいます。
この緊張が続くことで、リンパや血流の通り道が圧迫され、本来の「流して出す力」が弱まりやすくなってしまうのです。
- 目の奥がズーンと重い
- 目の下がむくみやすい
- 頬がもたつき、フェイスラインがぼやける
- こめかみが締めつけられるように感じる
このようなサインが重なっている方ほど、顔の流れを整えてあげることで、変化を実感されやすい傾向があります。
フェイシャルリンパで「視界が明るく感じる」理由
施術後に「目が開きやすい」「頭が軽くなった」「視界がすっきりした」とお話しくださる方がいらっしゃいます。
これは感覚だけの変化ではなく、フェイシャルから首、デコルテまでリンパの流れを整えることで、眼窩周囲の滞りがゆるみ、顔から首にかけての循環が回復しやすくなるためです。
巡りが戻ることで、目の周りのこわばりも自然とほどけ、結果として目を楽に使える状態へと戻っていきます。
フェイシャルエステが、美容だけでなく眼精疲労や頭の重さのケアにもつながる理由が、ここにあります。
肩こりや頭痛が強い方ほど、顔が下がりやすい理由
肩こりや首こりが続いている方は、フェイスラインが下に引っ張られたり、目の左右差が出やすくなったりすることがあります。
首や肩が緊張すると、顔のリンパの出口である首から鎖骨まわりが詰まりやすくなり、顔にむくみが溜まりやすい状態を作ってしまいます。
だからこそフェイシャルケアでは、顔だけでなく首やデコルテまで含めて整えることを大切にしています。
ここがゆるむと、目の疲れや頭の重さ、表情のこわばりまで、同時に軽くなる方が多いのです。
セルフケアのヒント：顔と首の「出口」をいたわる
- スマホを見るとき、目線を下げすぎない
- こめかみや眉上を、やさしくなでるようにゆるめる
- 首の前側や鎖骨まわりを温めてあげる
- 吐く息を少し長めに、深い呼吸を意識する
フェイシャルの目的は、ただ流すことではなく、巡りが自然に回り出す状態へ戻してあげること。
施術と日々のセルフケアを組み合わせることで、変化はより安定しやすくなります。
まとめ：眼精疲労・頭痛・肩こりは「顔の巡り」から
眼精疲労、肩こり、頭痛は、それぞれ別のお悩みに見えて、実は顔と首の巡りの低下という共通点でつながっています。
フェイシャルエステ・リンパマッサージは、見た目のむくみやたるみを整えるだけでなく、目と頭をそっと休ませてあげるケアとしても、とても理にかなった方法です。
姿勢や頭の位置から見た「小顔矯正の視点」もあわせて知っていただくと、より深くご自身の体を理解していただけると思います。
▶ 小顔矯正・リンパマッサージから見る｜眼精疲労と姿勢の関係
おすすめメニュー：眼精疲労リセット小顔リンパケア
スマホやパソコン作業による眼精疲労、肩こり、頭痛、顔のむくみが気になる方へ。
フェイシャルリンパで巡りを整え、小顔矯正で頭と首の位置を調整しながら、目・顔・首・頭の緊張をやさしく同時にゆるめていくケアです。
