腸内フローラ

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腸内フローラ

腸内に棲んでいる細菌は、菌種ごとの塊となって腸の壁に隙間なくびっしりと張り付いています。

この状態は、品種ごとに並んで咲くお花畑(flora)にみえることから「腸内フローラ」と呼ばれるようになりました。

正式な名称は「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」です。

腸内フローラの乱れは、便秘や下痢などおなかの不調、肌荒れ、アレルギーなどの原因となります。

さらに、肉食中心の食生活や飲酒、ストレス、加齢などによって悪玉菌が増えて腸内環境が悪化すると、

免疫機能の低下や全身の疾患リスクを増加させるともいわれています。

盲腸は「謎の臓器」の一つで、手術で取っても影響がないとされてきました。

しかし最近、盲腸は自分の腸内細菌のコピーが保存されている臓器で、万一腸内細菌が死滅等した際に

盲腸があればオリジナルの構成にバックアップが可能なんだそうです。

万一に備える臓器。身体の仕組みって凄いですね。

『盲腸(虫垂)は身体に必要なもとして進化を遂げてきた重要な器官である』という論文が発表されていました。

① 盲腸(虫垂)は腸の免疫抗体「lgA」を産生しています。

盲腸(虫垂)を切ると、その後3年間大腸がんのリスクが上がるという結果も。

② 盲腸(虫垂)は、腸内フローラの大腸の善玉菌と悪玉菌のバランスをとっています。

抗生物質は、悪玉菌だけでなく善玉菌も死滅

腸内フローラ
腸内フローラ

草食動物で発達している「盲腸(blinde darm)」は、ヒトの場合ほぼ消化の役割を失っています。

だから、虫垂炎を起こすと切除していたが、腸内フローラを管理する免疫細胞が多数存在していることが判明し、

昨今では容易には切らないそうです。

神経伝達物質や酵素、ホルモン等の生産供給 etc

脳に幸福感を与えるセロトニンの90%は腸内フローラで作られます。

・うつ
・認知症
・アルツハイマー
・精神疾患

腸内環境との関係が叫ばれる時代となりました。元をたどれば腸が原因なのです💕

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