消化と排泄
食事を採ってから排便されるまでの時間を腸管通過時間と呼ばれています。
腸管通過時間のうち、大腸の前半から大腸の後半の部分までどのくらいの時間がかかるのか、、
医学で検討されているそうです。
○ 便秘のない男性 平均7.2時間
○ 便秘のない女性 31.8時間
○ 便秘の女性 110時間
5日間近く腸の中に食べた物があるわけです。
※日本大腸こう門病学会雑誌
たとえば、昨今ではたんぱく質の重要性が言われていますが、それは、たんぱく質の消化処理能力を考慮されていません。
私たちの身体は何を食べるかよりも、どれだけ吸収できたかが大切です。
吸収は排泄を阻害する、というのは、体のメカニズムです。
あまりに食べすぎると、エネルギーが消化吸収に集中してしまい、排泄がおろそかになってしまいます。
食べ過ぎ、飲み過ぎた後はお腹が張り、体が重かったり顔や手がむくんでしまったりします。
たくさん食べているのに、逆に便秘になったり、尿の出が悪くなることがあります。
吸収は排泄を阻害するとはこのような状態です。
それが続くと血液の中に未消化物が溜まってしまい毒素になってしまいます。
逆に、吸収させないことにより(食べないことや、少食)は排泄が促されるのです。
例えば、ファスティングをすると息が臭くなる、目ヤニや痰がいつもよりたくさん出る、尿が濃くなる等とあらゆる排泄が盛んになります。
特に、朝は前の晩から食事をとらないので朝起きると口臭や、目ヤニ、尿が 濃い等の排泄現象が現れています。
空腹の時間も大切なんですね✨