亜鉛不足になると有害金属が蓄積する
亜鉛は水銀やカドミウムなどの有害金属の蓄積も抑える。
これらの有害金属を体の外に排出してくれる物質が体内に存在するために亜鉛が必要だからで
ストレートにいうと
「亜鉛不足になると有害金属がたまりやすくなる」
「デトックスには亜鉛が必要」
特に日本人は他の国の人と比べて
・米からカドミウム
・魚から水銀
をそれぞれ取り込みやすい食生活であると言われているので、それらが蓄積しないようにするためにも亜鉛は十分に摂るべき。
亜鉛不足で起きる症状 まとめ
亜鉛不足で起きる症状には以下のようなものがある
・抜け毛
・AGA（男性型脱毛症）
・髪質が弱る
・爪が弱る
・肌荒れ
・アトピー
・キズが治らない
・虫刺され跡が治るのが遅い
・味覚障害
・性機能不全
・不妊症
・骨粗しょう症
・発育不良
・成長障害
・貧血（亜鉛欠乏性貧血）
・免疫力の低下
・有害金属の蓄積
・不眠症
・抗酸化酵素を作れず老化が進む
・リーキーガット
・視力の低下
・腎機能の低下
・糖尿病
・アルツハイマー
・前立腺がん
など、一見体調不良とは気づかないような軽い症状から重い病気まで、様々な悪影響があることが研究されている。
亜鉛は300種類以上の酵素の働きを調整している。
つまり亜鉛たった1つ足りないだけで、300種類以上の不調が全身で起こる。
上に書いたものは、あくまでもその一部に過ぎない。
そしてその大切な亜鉛が、実は先進国に住む人の中でも特に日本人は全然足りていない。
そんな方に食べていただきたい亜鉛豊富な食べ物に関しては、昨日投稿しているので、ご興味のある方はそちらをご覧いただければと思います。
亜鉛はマグネシウムと並んで、現代日本人に最重要なミネラルの1つと考えます。
亜鉛とビタミンDは、どちらも免疫能の維持に欠かせない栄養素で、つながりがあります。
| ビタミンD | 亜鉛 | |
|---|---|---|
| 効果 | 新型コロナウイルスによる肺血管攣縮の抑制、骨粗しょう症の悪化の防止 | 不妊症、湿疹、味覚障害、脱毛などの改善 |
| 摂取方法 | 食事からの摂取と日光による生成の両方 | 牡蠣や肉類、さんま、高野豆腐、納豆などに多く含まれる |
| 不足の要因 | 日焼けを気にせず運動しないなど、日光に当たらない | アルコールの多飲やインスタント食品の摂取など |
ビタミンDと亜鉛は、肌トラブルの予防・対策としてサプリメントを併用することもできます。ビタミンDは活性型に変えるには紫外線に当たる必要があり、サプリメントの多くは活性型ではありません。亜鉛はクエン酸やビタミンC、動物性タンパク質と一緒に摂取することで吸収効率が高まります。
